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【静と動】築地本願寺から始まる朝の散歩モデルコース|心を整える2時間の旅

パソコンの画面ばかり見る毎日で、心が少し疲れていませんか。

築地の朝の散歩は、荘厳な静けさとエネルギッシュな活気の鮮やかな対比を五感で味わえる、特別な時間をもたらします。

この記事では、異国情緒あふれる築地本願寺の建築美に触れ、カフェTsumugiの美しい朝食を味わい、活気ある築地場外市場で食べ歩きを楽しむ、心を整える2時間の散歩モデルコースを地図付きで詳しく紹介します。

この記事を読むと、以下のことがわかります。

目次

築地の朝散歩で体験する静けさとにぎわい

毎日パソコンと向き合う中で、心が少し疲れていませんか。

そんな日常から抜け出し、心と感性をリセットしたいとき、築地の朝散歩は特別な時間をもたらします。

荘厳な静けさと、エネルギッシュな活気。

この静けさとにぎわいの鮮やかな対比こそが、築地の朝が持つ最大の魅力です。

築地の朝散歩がなぜこれほどまでに心を惹きつけるのか、その理由を4つの魅力からご紹介します。

五感を呼び覚ますドラマチックな体験

築地の朝散歩の醍醐味は、荘厳な静寂から築地場外市場の活気へという、劇的な空間の変化にあります。

異国情緒あふれる築地本願寺の静かな境内で心を落ち着かせた後、道を一本渡るだけで、人々の声や新鮮な食材の香りが満ちるにぎやかな世界が広がります。

この徒歩わずか1分で体験できる世界観の急転換は、まるで短編映画のワンシーンのようです。

ひんやりとした朝の空気、本堂に響く音、市場の熱気と喧騒が、普段は眠っている五感を優しく呼び覚ましてくれます。

一人でも満喫できる魅力的な場所の数々

築地は、自分のペースでじっくりと向き合える場所がそろっているため、一人での散策に最適な街です。

誰にも気兼ねなく、心ゆくまで建築の細部を眺めたり、気になるお店にふらりと立ち寄ったりできます。

築地本願寺の美しいステンドグラスを眺めて過ごす時間や、カフェ「Tsumugi」で美しい朝食を静かに味わうひととき。

場外市場では、1,000円もあれば「山長」の玉子焼きや「斎藤水産」の生牡蠣など、絶品グルメを3種類以上楽しめます

自分だけの時間を満喫できる魅力にあふれています。

都心からすぐ行けるアクセスの良さ

「どこか遠くへ行きたいけれど、時間がない」と感じる方にこそ、築地はおすすめです。

思い立ったらすぐに行ける手軽さも、大きな魅力の一つです。

東京メトロ日比谷線「築地」駅の1番出口を出れば、築地本願寺は目の前です。

また、都営大江戸線「築地市場」駅からも徒歩1分とアクセスは抜群。

主要なターミナル駅である東京駅からも約15分で到着できるため、忙しい日々の合間に、少し早起きするだけで気軽に非日常の世界へ旅立てます。

日常から離れて感性を磨く特別な時間

デザイナーやクリエイターにとって、築地の朝はインスピレーションの宝庫です。

歴史ある建築の美しさや市場にあふれる色彩、人々のエネルギーに触れることは、新しいアイデアを生み出すための刺激となります。

インドの古代仏教建築様式を取り入れた本願寺の独創的なデザインや、場外市場に並ぶ色とりどりの新鮮な食材。

フィルムカメラを片手に歩けば、切り取りたいと感じる風景が次々と現れます

普段の仕事から離れて五感で街を感じる体験は、あなたの感性を豊かに磨き上げてくれます。

【地図あり】心を整える2時間の散歩モデルコース

デジタルな日常から離れ、五感で感じる静と動の移ろいこそが、この散歩モデルコース最大の魅力です。

荘厳な建築に心を静め、市場の活気でエネルギーをもらう。

この鮮やかな対比が、心を整える特別な時間をもたらしてくれます。

約2時間で心をリフレッシュし、新しい一日を始めるエネルギーをもらえるルートを紹介します。

7:00 静寂の築地本願寺で心を鎮める

築地本願寺は、インドの古代仏教建築を模した石造りの荘厳な本堂が特徴的な浄土真宗本願寺派の寺院です。

早朝7時の境内は訪れる人も少なく、都心の喧騒が嘘のような静寂に包まれています。

本堂内部のステンドグラスや動物をモチーフにした彫刻など、細部までこだわったデザインは、クリエイティブな感性を刺激します。

心を落ち着かせ、自分と向き合う穏やかな時間を過ごせます。

7:30 カフェTsumugiの美しい「18品の朝ごはん」

「18品の朝ごはん」は、築地本願寺インフォメーションセンター内にあるカフェTsumugiで提供される、お粥と16種類の色鮮やかなおかずが楽しめる、見た目にも美しい朝食です。

価格は1,980円(税込)で、築地本願寺を眺められる窓際の席でいただく時間は格別と言えます。

一品一品を丁寧に味わうことで、忙しい日常で忘れがちな食の喜びを思い出させてくれます。

8:30 活気あふれる築地場外市場でエネルギーチャージ

築地場外市場は、新鮮な魚介類や青果、乾物などを扱う約460もの専門店が軒を連ねる、食のプロも通う市場です。

本願寺の静けさから一転、新大橋通りを渡った先には威勢の良い掛け声と人々の熱気が満ちあふれています。

プロが使う調理道具店や珍しい食材を扱う店など、歩いているだけでワクワクする発見があります。

場の持つエネルギーに触れることで、自然と気分が高揚してくるのを感じます。

9:00 おすすめの食べ歩きグルメ巡り

築地場外市場の醍醐味は、新鮮な食材をその場で手軽に味わえる食べ歩きにあります。

100円から楽しめるグルメも多く、少しずつ色々な味を試せるのが魅力です。

五感をフルに使いながら市場を巡れば、心もお腹も満たされること間違いありません。

モデルコースと一緒に訪れたい周辺スポット

モデルコースを歩き終えて、もし時間に余裕があれば、もう少しだけ足を延ばしてみませんか。

築地周辺には、それぞれ異なる魅力を持つスポットが点在しています。

その日の気分や目的に合わせて選べるので、散歩の楽しみ方がさらに広がります。

どのスポットも築地とはまた違った空気感を持っており、散歩の最後に訪れることで、より豊かな体験ができます。

あなたの感性が赴くままに、次の目的地を決めてみてください。

災難を除き波を乗り切る波除神社

波除神社(なみよけじんじゃ)は、その名の通り「災難を除き、波を乗り切る」ご利益があるとされる、築地の守り神です。

江戸時代の埋め立て工事が難航した際、海中に漂う稲荷大神の御神体をお祀りしたところ、波風がぴたりと収まったという逸話に由来します。

築地市場のすぐ隣に鎮座し、創建から360年以上もの間、この地の安全と商売繁盛を見守ってきました。

境内には、巨大な獅子頭や、魚や卵などを供養するための珍しい塚が点在しており、市場との深いつながりを感じさせます。

活気あふれる市場散策の後に参拝すると、心がすっと静まり、清々しい気持ちで散歩を締めくくれます。

緑豊かな都会のオアシス浜離宮恩賜庭園

浜離宮恩賜庭園は、高層ビル群を背景に広大な緑と水辺が広がる、都会のオアシスです。

東京湾の海水を引いた「潮入の池」が特徴で、潮の満ち引きによって池の景観が変化する様子を楽しめます。

築地場外市場からは徒歩約10分で到着でき、市場の喧騒から離れて静かな時間を過ごしたいときに最適です。

江戸時代に徳川将軍家の庭園として造られた歴史を持ち、園内には三百年の松など見どころがたくさんあります。

市場の「動」の世界を体験した後に、この庭園の「静」の空間で深呼吸すれば、心身ともにリフレッシュできること間違いありません。

洗練された街並みが魅力の銀座

伝統と最先端が共存する街、銀座も築地から徒歩圏内です。

高級ブランド店や百貨店が有名ですが、路地裏には老舗の画廊や趣のある喫茶店も点在しており、散策するほどに新しい発見があります。

築地市場の活気ある雰囲気から、歩いてわずか15分ほどで洗練された街並みへと風景が一変するのも、このエリアならではの魅力です。

朝の散歩を終えた後、少し贅沢なランチやショッピングを楽しむのに最適な場所となります。

下町情緒あふれる築地と、洗練された銀座の対比を感じることで、東京という街の多面的な面白さをより深く味わえます。

築地へのアクセスと散歩の準備

モデルコースを巡る前に、アクセス方法や準備について確認しておきましょう。

公共交通機関の利用がスムーズで、都心からのアクセスも良好です。

事前の準備を整えることで、当日の散歩がより一層快適になります。

あらかじめ計画を立てておけば、限られた朝の時間を有効に活用できます。

築地本願寺と場外市場へのアクセス

築地本願寺と築地場外市場は、新大橋通りを挟んで向かい側に位置しており、歩いてすぐ移動できます。

最も便利なのは、東京メトロ日比谷線「築地」駅の出口1を利用する方法です。

出口が本願寺の敷地に直結しているため、迷うことなく到着します。

都営大江戸線「築地市場」駅からも徒歩1分ほどで、どちらの駅からもアクセスしやすい立地です。

複数の路線が利用できるので、出発地に合わせて最適なルートを選びましょう。

周辺の駐車場情報

車で訪れる場合は、周辺の駐車場を利用します。

早朝は比較的空いていますが、時間帯によっては混雑することも念頭に置いておくと安心です。

最も規模が大きい駐車場は、築地川第一駐車場です。

24時間営業で約180台を収容できるため、朝早い時間帯の利用に適しています。

その他にも、周辺にはコインパーキングが点在します。

市場が賑わう午前8時以降は満車になることもあるため、少し早めに到着することをおすすめします。

築地本願寺の参拝時間と御朱印

築地本願寺は、朝早くから開門しているのが魅力です。

静かな時間を過ごしたい方は、開門直後の参拝が良いでしょう。

本堂は朝6時から開門しているため、モデルコースのスタート時間である7時には、静寂な境内をゆっくりと味わえます。

ただし、御朱印の受付はインフォメーションセンターが開く午前9時からなので、希望する方は散歩の最後に立ち寄る計画を立てましょう。

参拝の記念に御朱印をいただくことで、散歩の思い出がより深いものになります。

朝散歩に適した服装と持ち物

散歩を心から楽しむためには、動きやすい服装と必要最小限の持ち物で出かけるのが基本です。

特に歩きやすい靴は欠かせません。

築地本願寺の境内や場外市場の通りは、長時間歩くことになります。

市場内は床が濡れていることもあるため、スニーカーなどが最適です。

季節によっては、体温調節ができるように羽織るものを一枚持っていくと、さらに快適に過ごせます。

まとめ

この記事では、荘厳な静けさが漂う築地本願寺と活気あふれる築地場外市場を巡る、約2時間の散歩モデルコースを紹介しました。

何よりの魅力は、心を整える静寂な時間と、エネルギーをもらえるにぎやかな時間の両方を一度に味わえる点です。

毎日パソコンに向き合って少し疲れていると感じたら、ぜひこの記事を参考に、次の休日は少し早起きして築地の朝を歩いてみてください。

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