品川駅から電車でわずか数分。
そこには、日々の忙しさを忘れさせてくれる江戸時代の面影を色濃く残す旧東海道の街並みが広がっています。
この記事では、品川神社や荏原神社といったパワースポットを巡りながら、歴史の息吹を感じる週末散歩モデルコースを、見どころやおすすめのカフェ情報とあわせて詳しく紹介します。
- 新馬場駅から始める旧東海道の散歩モデルコース
- 品川神社と荏原神社の見どころと歴史
- 時が止まったような路地裏や水辺の風景
- 散策におすすめのランチや古民家カフェ
新馬場・北品川で見つける江戸の面影と静かな時間
品川駅から電車でわずか数分。
そこには、都会の喧騒が嘘のような静かな時間が流れる街並みが広がっています。
新馬場・北品川エリアは、かつて東海道の最初の宿場町として栄えた場所であり、江戸時代の面影を色濃く残す路地や歴史ある神社が点在しています。
日々の忙しさから離れて、心を穏やかにする散歩に出かけてみませんか。
このエリアは、歴史の深さ、心安らぐパワースポット、そして都心からのアクセスの良さという三つの魅力を兼ね備えた、週末の散策に最適な場所です。
江戸の玄関口「品川宿」の歴史
「品川宿」とは、江戸時代に幕府によって定められた東海道五十三次の最初の宿場町のことです。
日本橋を出発した旅人が最初に一夜を明かす場所として、多くの人々で賑わいました。
最盛期には旅籠の数が約93軒、茶屋は約30軒を数え、人口も約6,700人に達するほどの規模を誇っていました。
現在の北品川から青物横丁駅周辺にかけて続く旧東海道を歩くと、当時の面影を残す建物や史跡が点在しており、まるで時が遡ったかのような感覚を味わえます。
歴史の背景を知ることで、何気ない街角の風景もより一層味わい深いものに変わります。
東海七福神も巡れる二つのパワースポット
このエリアの散歩では、由緒ある二つの神社を巡ることができます。
これらの神社は、品川区から大田区にかけての8つの寺社に祀られている「東海七福神」の一部でもあります。
新馬場にある品川神社には大黒天が、北品川の荏原神社には恵比寿様が祀られており、一度の散策で二柱の神様にご挨拶できるのが魅力です。
二つのパワースポットを巡ることで、心静かに祈りを捧げる時間を過ごせます。
| 神社名 | 祀られている七福神 | 主なご利益 |
|---|---|---|
| 品川神社 | 大黒天 | 財運、開運招福 |
| 荏原神社 | 恵比寿様 | 商売繁盛、除災招福 |
一つの散歩コースで異なるご利益を授かることができるため、充実した寺社巡りを楽しめます。
都会の喧騒を忘れる「時が止まったような路地」
旧東海道のメインストリートから一歩脇道へ足を踏み入れると、そこには車一台がやっと通れるほどの細い路地が網の目のように広がっています。
そこは、まるで時間が止まったかのような静けさに包まれた空間です。
軒先に並ぶ植木鉢や、風格のある木造家屋など、住民の暮らしが垣間見える風景が心を和ませてくれます。
計画通りに歩くだけでなく、気の向くままに路地裏を探索するのも、この街ならではの楽しみ方です。
カメラを片手に、自分だけのお気に入りの風景を探してみてください。
京急線で品川駅からすぐの好アクセス
歴史的な風情が残る新馬場・北品川エリアですが、都心からのアクセスが大変良い点も大きな魅力です。
巨大ターミナルである品川駅から、京急本線の普通列車に乗れば、北品川駅まで約2分、新馬場駅まで約4分で到着します。
この手軽さのおかげで、「少し時間が空いたから、ふらっと散歩に出かけよう」という気軽な気持ちで訪れることが可能です。
都会の日常から少しだけ離れたいと思ったときに、すぐ訪れることができる貴重な場所といえます。
新馬場駅スタート|旧東海道を巡る週末散歩モデルコース
京急線新馬場駅を降り立つと、そこは江戸の面影が色濃く残る旧東海道への入り口です。
このコースでは、都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな路地を歩きながら、歴史ある神社や心安らぐ水辺の風景を巡ります。
かつての旅人たちに思いを馳せる時間は、日常から少しだけ心を解放してくれるでしょう。
| スポット名 | 見どころ | カテゴリ |
|---|---|---|
| 品川神社 | 双龍鳥居、品川富士 | 神社 |
| 北品川商店街 | 昔ながらの店構え、レトロな雰囲気 | 商店街 |
| 目黒川と品川橋 | 屋形船が浮かぶ風景 | 景観 |
| 荏原神社 | 「品川の龍神様」、朱塗りの社殿 | 神社 |
| KAIDO books & coffee | 旅がテーマの古民家ブックカフェ | カフェ |
ご紹介する各スポットを巡ることで、歴史の深さと現代の暮らしが交差する街の魅力を体感できます。
所要時間は休憩を含めて約3時間ほどなので、週末の午後にぴったりの散歩コースです。
品川神社-双龍鳥居と品川富士の見どころ
品川神社は、東京の鎮護と発展を祈願する「東京十社」の一つに数えられる、格式高い神社です。
境内へ続く急な石段を上ると、まず目に飛び込んでくるのが、柱に龍の彫刻が施された「双龍鳥居」。
左の柱には昇り龍、右の柱には降り龍が彫られており、都内でも3つしか存在しない珍しい鳥居として知られています。
境内には、高さ約15メートルの「品川富士」という富士塚があります。
これは、富士山信仰に基づいて造られたミニチュアの富士山で、実際に頂上まで登ることが可能です。
頂上からは品川の街並みや新幹線を見渡せ、富士山に登ったのと同じご利益をいただけるといわれています。
北品川商店街-昔ながらの店が並ぶ旧東海道の散策
品川神社を後にして第一京浜を渡ると、そこは江戸時代の東海道最初の宿場町「品川宿」の中心地です。
かつての面影を残す北品川商店街は、道幅が当時のままの場所も多く、歩いているだけでタイムスリップしたような感覚を覚えます。
通りには創業100年を超える老舗の和菓子屋や海苔屋、銭湯などが点在し、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
まっすぐな道だけでなく、ふと気になった脇道に足を踏み入れてみるのも散策の醍醐味です。
あなただけの「時が止まったような路地」を見つけることができるでしょう。
目黒川と品川橋-屋形船が浮かぶ水辺の風景
旧東海道をさらに進むと、目黒川にかかる品川橋に到着します。
ここからの眺めは、この散歩コースにおける水辺の風景を象徴する場所です。
川面にはゆったりと屋形船が浮かび、江戸時代から水運の要所であった歴史を今に伝えています。
橋の周辺には十数隻の屋形船が係留されており、船宿の看板と共に風情ある景色を作り出します。
春には目黒川沿いの桜並木が一斉に咲き誇り、多くの花見客で賑わう場所としても有名です。
水辺の穏やかな空気を感じながら、思わずカメラを向けたくなる風景が広がっています。
荏原神社-「品川の龍神様」への参拝
荏原神社は和銅2年(709年)に創建された古社で、古くから「品川の龍神様」として地域の人々に篤く信仰されてきました。
目黒川のほとりに鎮座する朱塗りの社殿が美しく、心静かにお参りできるパワースポットです。
ご祭神には水を司る龍神である高龗神(たかおかみのかみ)を祀っており、勝運や学問、商売繁盛にご利益があるとされます。
品川神社が「北の天王様」と呼ばれるのに対し、荏原神社は「南の天王様」と称されます。
二つの神社を合わせてお参りすることで、より一層の御神徳をいただけるでしょう。
KAIDO books & coffee-散歩の余韻に浸る古民家カフェ
散歩の締めくくりに訪れたいのが、荏原神社からほど近い場所にある「KAIDO books & coffee」です。
ここは、ただコーヒーを飲む場所ではなく、旅や街道をテーマにした本と出会えるブックカフェという点が魅力です。
築80年以上の古民家を改装した店内は、木の温もりと本の香りに満ちています。
オーナーが選んだ約3000冊の書籍が棚に並び、自由に手に取って読むことが可能です。
散歩の余韻に浸りながら、こだわりのコーヒーを片手に今日撮った写真を見返す時間は、最高の締めくくりになります。
新馬場・北品川散歩をより楽しむための情報
今回ご紹介したモデルコースをさらに満喫していただくために、事前に知っておきたい具体的な情報をまとめました。
時間やアクセス、周辺のスポットを把握しておくことで、当日の散策がよりスムーズで豊かなものになります。
これらの情報を参考に、あなただけの特別な散歩プランを立ててみてください。
モデルコースの所要時間と歩行距離
この散歩モデルコースは、各スポットをじっくり見学し、カフェで休憩する時間も含めて計画されています。
全体の所要時間は約3時間、総歩行距離は約2.5kmが目安です。
坂道や階段もあるため、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
もちろん、気になる路地で立ち止まったり、お店に立ち寄ったりと、ご自身のペースでゆっくりと時間をかけて巡るのもこのコースの醍醐味です。
スタート地点(新馬場駅)へのアクセス方法
散歩のスタート地点となるのは、京急本線の「新馬場」駅です。
品川駅の隣駅でありながら、落ち着いた雰囲気が漂います。
都心の主要駅からのアクセスも良好で、思い立った時に気軽に訪れることができるのが魅力です。
例えば、品川駅からは普通電車でわずか2分で到着します。
| 出発駅 | 路線 | 所要時間(目安) |
|---|---|---|
| 品川駅 | 京急本線 | 約2分 |
| 横浜駅 | 京急本線 | 約15分 |
| 羽田空港第1・第2ターミナル駅 | 京急空港線エアポート急行 | 約20分 |
| 泉岳寺駅 | 都営浅草線・京急本線 | 約4分 |
品川神社へは、北口改札を出て第一京浜(国道15号)を渡るのが最も近いルートです。
立ち寄りスポット満載の散歩マップ
歩き始める前に、地図で全体のルートを確認しておくと、位置関係が把握しやすくなり、安心して散策を楽しめます。
このエリアには、ご紹介したスポット以外にも品川宿の歴史を物語る史跡が点在しています。
例えば、大名が宿泊した「品川宿本陣跡」の碑や、幕末の事件の舞台となった旅館「土蔵相模」の跡地など、歴史好きにはたまらない場所が見つかります。
下記のマップを参考に、自分だけの寄り道ルートを探してみてはいかがでしょうか。
(ここにGoogleマップが埋め込まれます)
地図を片手に自由に歩き回ることで、予期せぬ発見や風景との出会いが生まれ、散歩がより一層思い出深いものになります。
品川宿の歴史を感じるおすすめランチとグルメ
旧東海道沿いには、散策の合間に立ち寄りたい魅力的な飲食店が揃っています。
特に、歴史ある街並みに溶け込むようなお店でのランチは、散歩の楽しみを格上げしてくれます。
揚げたての天ぷらが楽しめる老舗から、こだわりの蕎麦を味わえる名店まで、その日の気分に合わせて選べます。
創業100年を超える天ぷらの「三浦屋」では、江戸前の味を堪能できます。
| 店舗名 | ジャンル | 特徴 |
|---|---|---|
| 天ぷら 三浦屋 | 天ぷら | 落ち着いた雰囲気で楽しむ老舗の江戸前天ぷら |
| しながわ翁 | 蕎麦 | 本格的な手打ち蕎麦を味わえる人気店 |
| KAIDO books & coffee | カフェ | 散策後の休憩に最適な街道がテーマのブックカフェ |
| 桝翁(ますおう) | 和菓子 | 品川名物「宿場もち」がお土産に人気 |
人気店は混雑することもあるため、時間に余裕を持って訪れるか、事前に営業状況を確認しておくと安心です。
品川神社と荏原神社での御朱印のいただき方
品川神社と荏原神社は、どちらも個性豊かな御朱印をいただけることで知られています。
旅の記念や参拝の証として御朱印を集めている方は、ぜひ御朱印帳を持参しましょう。
社務所の受付時間や初穂料は神社によって異なります。
一般的な受付時間は午前9時から午後5時頃までですが、祭事などで変更になる場合もあるため、確実に拝受したい場合は各神社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
| 神社名 | 主な御朱印 | 特徴 |
|---|---|---|
| 品川神社 | 品川神社、阿那稲荷神社 | 東海七福神(大黒天)の御朱印も拝受可能 |
| 荏原神社 | 荏原神社 | 東海七福神(恵比寿様)の御朱印も拝受可能 |
二つの神社を巡ることで、東海七福神のうちの二柱の御朱印を一度に集めることができるのも、このコースならではの魅力です。
まとめ
この記事では、京急線の新馬場駅から北品川駅周辺を巡る、旧東海道の散歩モデルコースをご紹介しました。
都会の喧騒から離れ、江戸時代の面影が残る街並みで静かな時間を過ごせるのが、このエリア最大の魅力です。
- 江戸の宿場町の面影が残る旧東海道のモデルコース
- 品川神社と荏原神社、二つのパワースポット巡り
- 散策の合間に立ち寄りたいランチや古民家カフェ
この記事で紹介したマップや見どころを参考に、次の週末はカメラを片手に、あなただけの「時が止まったような風景」を探しに出かけてみませんか。