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【休日モデルコース】高円寺散歩で巡る古着屋と雑貨屋おすすめ7選

休日に高円寺で散歩を楽しむなら、あらかじめ計画を立てすぎないことが何より大切です。

地図アプリを一度閉じて、自分の心のアンテナが向く方へ歩き出すと、街の音やお店の香りなど、五感でしか感じられない本当の魅力に出会えます。

この記事では、昭和レトロな商店街から始まり、絵本のようなカフェや個性的な雑貨屋、宝探しのような古着屋巡りまで、高円寺の多様な魅力を半日で存分に味わえる休日モデルコースを紹介します。

この記事でわかること

目次

五感を研ぎ澄ます高円寺散歩の醍醐味

高円寺での散歩で最も大切なのは、あらかじめ計画を立てすぎないことです。

地図アプリを閉じて、自分の心のアンテナが向く方へ歩き出すと、この街が持つ本当の魅力に触れられます。

賑やかな商店街の音、古着屋から漂う独特の香り、ふと目に飛び込んでくる壁のアートなど、五感で感じるすべてが特別な体験になるでしょう。

計画不要の自由な街歩き

高円寺の魅力は、有名な観光地を巡るような旅とは一線を画します。

訪れるたびに店の入れ替わりがあり、いつ来ても新しい発見があるからです。

時刻表やルートに縛られず、偶然見つけたお店にふらりと立ち寄ることで、ガイドブックには載っていないあなただけの宝物が見つかります。

その日の気分でカフェ巡りをしたり、古着屋を何軒もはしごしたりするのも自由です。

そんな気ままな街歩きこそが、高円寺を最高に楽しむ方法といえます。

心の向くまま進む路地裏探検

高円寺の面白さは、駅前の大通りから一本入った迷路のような路地裏にこそ詰まっています。

ライブハウスのリハーサルの音が漏れ聞こえてきたり、香辛料の香りが食欲をそそる小さなカレー屋があったりと、歩いているだけでワクワクするような出会いが待っています。

一見すると何の変哲もない道でも、個性的なグラフィティアートや趣のある喫茶店の看板が見つかることも少なくありません。

メインストリートの喧騒から離れた静かな路地裏で、高円寺ならではのディープな空気感を肌で感じてみてください。

カメラが捉える一瞬の風景

フィルムカメラやスマートフォンのカメラを片手に歩けば、高円寺はさらに魅力的な街に映ります。

昭和レトロな商店街の看板や、ショーウィンドウに並ぶカラフルな古着など、どこを切り取っても絵になる風景が広がっているからです。

建物の壁に描かれたアート、店の軒先に置かれた植木鉢、夕暮れ時の高架下を走る電車といった何気ない日常の風景も、ファインダー越しに覗くと特別な一瞬に変わります。

光と影を意識しながらシャッターを切ることで、あなただけの高円寺の記憶を写真として残すことができます。

心ときめく高円寺散歩モデルコース おすすめスポット7選

高円寺の散歩は、JR高円寺駅の北口からスタートし、南口へと抜けていくのがおすすめです。

活気あふれる商店街から始まり、おしゃれなカフェでのランチ、個性的な雑貨屋や古着屋を巡り、最後は珍しい神社で締めくくる。

このコースを歩けば、高円寺の多様な魅力を半日で存分に味わえます

このモデルコースはあくまで一つの提案です。

気になる路地裏を見つけたら、ぜひ気の向くままに足を踏み入れてみてください。

あなただけの特別な発見が、きっとそこには待っています。

高円寺純情商店街 活気あふれる散策の始まり

JR高円寺駅の北口を出てすぐ、散歩の始まりにふさわしいのが「高円寺純情商店街」です。

名前の由来は、ねじめ正一の直木賞受賞作『高円寺純情商店街』の舞台になったことで知られています。

アーケードをくぐると、八百屋さんの威勢のいい声や、お肉屋さんのコロッケが揚がる香ばしい匂いが迎えてくれます。

この約200mの通りには、昔ながらの個人商店から新しいカフェまで、大小さまざまなお店が軒を連ねています。

ただ通り過ぎるだけでなく、地元の人々の活気ある日常を肌で感じながら歩くのが、この商店街の楽しみ方です。

ここから始まる高円寺散歩に、自然と胸が高鳴ります。

ハティフナット 高円寺のおうち 絵本のような空間でのランチ

商店街を抜けた先、住宅街にひっそりと佇むのが「ハティフナット 高円寺のおうち」です。

Hattifnattとは、スウェーデン語で「ニョロニョロ」という意味を持ち、その名の通り、まるで絵本の中から飛び出してきたかのような可愛らしい外観が目印です。

店内に入ると、壁一面に描かれた温かみのあるイラストと、小さな木の扉が迎えてくれます。

おすすめは、食べるのがもったいなくなるほど可愛い「ぜいたく生チョコ焼き」とラテアートが施されたカフェラテ。

高さ160cmほどしかない入り口をくぐり、屋根裏部屋のような空間で過ごす時間は、日々の忙しさを忘れさせてくれます。

メルヘンチックな空間でいただく優しい味わいのランチは、午後の散策への素敵なエネルギーになるでしょう。

cotogoto 暮らしを彩る日本の手仕事雑貨との出会い

お腹が満たされた後は、暮らしを豊かにするアイテムを探しに「cotogoto」へ足を運びましょう。

cotogotoは、「日本の手仕事」をテーマに、全国各地から集められた暮らしの道具が並ぶお店です。

店内には、職人が一つひとつ丁寧に作り上げた器や調理道具、布製品など、約2,000点以上の商品が整然とディスプレイされています。

手に取ると、作り手の温もりが伝わってくるようなアイテムばかりで、自分の暮らしに迎え入れたくなる逸品との出会いがあります。

大量生産品にはない物語を持つ道具たちは、日々の生活にささやかな喜びと彩りを与えてくれる存在です。

パル商店街 個性的な店が並ぶ南口への通り道

北口エリアの散策を終えたら、高架下をくぐり南口方面へ向かいます。

そこで迎えてくれるのが、アーケードが続く「高円寺パル商店街」です。

純情商店街の懐かしい雰囲気とは少し異なり、若者向けのファッションや個性的な飲食店が多く、常に賑わいを見せています。

400m続くアーケードの両側には、チェーン店に混じって古着屋やレコードショップ、エスニック雑貨店などが点在し、歩いているだけで新しい発見があります。

雨の日でも楽しめるのも、この商店街の嬉しいポイントです。

この通りを抜けた先には、高円寺の代名詞ともいえる古着屋が密集するエリアが広がっています。

南口エリア 運命の一着を探す宝探しのような古着屋巡り

高円寺が「古着の聖地」と呼ばれる理由、それがこの南口エリアにあります。

パル商店街を抜けた先から広がる路地には、70店舗以上もの古着屋がひしめき合い、まるで宝探しのようなショッピングが楽しめます。

ヨーロッパのヴィンテージアイテムが揃う「SmallChange」や、状態の良いアメリカ古着が見つかる「SLUT」など、お店ごとに全く異なる個性を持つのも魅力です。

高架下を行き交う電車の音を聞きながら、膨大な服の中から自分だけの一着を探し出す時間は、高揚感に満ちています。

ここで出会う一着は、単なる衣服ではなく、あなたの個性を表現する特別なアイテムになります。

ぽえむ MANO A MANO COFFEE サイフォンが香る純喫茶での休憩

古着屋巡りで歩き疲れたら、昭和の香り漂う純喫茶で一休みしましょう。

「ぽえむ MANO A MANO COFFEE」は、サイフォンで一杯ずつ丁寧に抽出するコーヒーが自慢のお店です。

店内に足を踏み入れると、コーヒーの芳醇な香りと、静かで落ち着いた空気が心地よく迎えてくれます。

琥珀色の液体がフラスコの中を移動する様子を眺めているだけで、心が穏やかになっていくのを感じるでしょう。

看板メニューの「コーヒーぜんざい」は、散歩の疲れを癒すのにぴったりです。

レトロな空間で過ごす時間は、今日の散歩で見つけたお気に入りのアイテムを眺めたり、考え事をしたりするのに最適な場所です。

気象神社 日本唯一の神社で祈る明日への願い

散歩の締めくくりには、少し変わった神社を訪れてみませんか。

高円寺氷川神社の境内にある「気象神社」は、その名の通り日本で唯一、天気の神様を祀る神社です。

気象予報士を目指す人や、大切なイベントの晴天を願う人々が全国から訪れます。

ここでユニークなのが、下駄の形をした絵馬です。

昔、下駄を投げて天気を占っていたことに由来する絵馬に、明日からの日々が晴れやかであるように願いを込めてみてはいかがでしょうか。

夕暮れ時に訪れると、美しい空を眺めながら、充実した一日の散歩を穏やかな気持ちで締めくくれます。

何度でも歩きたくなる高円寺という街の魅力

モデルコースを巡るだけでも高円寺の楽しさは伝わりますが、この街の本当の魅力は、訪れるたびに新しい顔を見せてくれる奥深さにあります。

一度歩いただけでは遊び尽くせない、人を惹きつけてやまない高円寺という街の魅力をご紹介します。

昭和レトロと新しい文化が共存する街並み

高円寺の街並みを語る上で欠かせない「昭和レトロ」とは、単に古いものが残っている状態ではありません。

昔ながらの温かい人情と、若い世代の新しい感性が絶妙に溶け合った空気感を指します。

例えば、威勢のいい声が響く八百屋のすぐ隣に、築50年以上の建物を改装したおしゃれなカフェが佇んでいるのが高円寺の日常風景です。

古いものと新しいものが互いを引き立て合うこのコントラストこそ、カメラを片手に街を歩きたくなる理由なのです。

新宿駅から電車で約10分のアクセス

「次の休日、どこかへ行きたいな」と思い立った時、すぐに出かけられる手軽さも高円寺の魅力です。

特に都心からのアクセスは良好で、JR中央線快速を利用すれば新宿駅から高円寺駅までは1駅、乗車時間はわずか7分で到着します。

この利便性が、忙しい毎日を送る人々にとって、心をリフレッシュさせるための大切な場所として選ばれる理由の一つになっています。

一人歩きからデートまで楽しめる懐の深さ

高円寺は、誰と訪れても、その時々の気分に合った楽しみ方ができる懐の深い街です。

一人の休日は、誰にも邪魔されず心ゆくまで古着屋を巡ったり、お気に入りのカフェで読書に耽ったりできます。

一方で、デートで訪れれば、二人で雑貨を選んだり、路地裏の隠れ家的なお店でディナーを楽しんだりと、特別な時間を過ごせるでしょう。

無数にある個人商店が、あらゆる人のニーズに応えてくれます。

昼も夜も違った表情を見せる商店街

高円寺の商店街は、太陽の光を浴びて活気づく昼の顔と、ネオンが灯り始める夜の顔を持っています。

昼間は買い物客で賑わい、あちこちから楽しそうな声が聞こえてくるでしょう。

夕暮れ時になると、赤提灯を灯した飲み屋が営業を始め、仕事帰りの人々が集う温かい雰囲気に包まれます

昼の散策を楽しんだ後に、美味しいグルメで一日を締めくくる、そんな過ごし方ができるのも高円寺ならではの楽しみ方です。

まとめ

この記事では、休日の高円寺散歩で巡る古着屋や雑貨屋など、おすすめのスポットをモデルコース形式でご紹介しました。

高円寺の街歩きで最も大切なのは、あらかじめ計画を立てすぎず、心の向くままに路地裏へ足を踏み入れることです。

この記事を参考に、次の休日はカメラを片手に、あなただけの宝物を探しに高円寺の街へ出かけてみてください。

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