【KITTE屋上庭園】東京駅の無料展望穴場スポット｜丸の内の静かなKITTEガーデンで楽しむ散歩コース

都会の真ん中で、お金をかけずに心からリラックスできる場所があったら嬉しいですよね。

KITTE屋上庭園は、入場無料で東京駅の美しい赤レンガ駅舎を一望できる、まさに都会のオアシスです。

この記事では、KITTE屋上庭園の基本的な情報から、時間帯ごとの楽しみ方、写真撮影のコツ、さらには周辺のおすすめ散歩コースまで、KITTEガーデンを満喫するための情報をすべてご紹介します。

「人混みは苦手だけど、きれいな景色を見てリフレッシュしたい…」そんな風に感じている方にこそ、訪れてほしい場所なんです。

この記事でわかること

無料で東京駅の絶景を楽しめるKITTE屋上庭園の魅力
混雑を避ける時間帯やおすすめの撮影スポット
KITTE屋上庭園を起点とした丸の内のおすすめ散歩コース

東京駅を一望する無料の絶景空間KITTEガーデン

都会の真ん中で静かにリフレッシュできる場所を探しているなら、商業施設「KITTE」の6階にあるKITTEガーデンがおすすめです。

最大の魅力は、入場無料で東京駅舎の美しい姿を間近に感じられること。

この記事を読めば、KITTE屋上庭園の楽しみ方がすべてわかります。

無料で楽しめる東京駅丸の内駅舎のパノラマビュー

KITTEガーデンは、東京駅丸の内南口から徒歩約1分という便利な立地にありながら、無料で利用できる開放的な展望スペースです。

視界を遮るものがほとんどなく、復元された赤レンガ駅舎の美しい姿を正面から一望できます。

目の前に広がる景色は、まるで一枚の絵画のようです。

有料の展望施設にも引けを取らないほどの素晴らしい眺めを、誰でも気軽に楽しめるのが大きな魅力です。

歴史建築と行き交う新幹線が織りなす眺め

ここから見えるのは、1914年に創建された歴史ある東京駅丸の内駅舎だけではありません。

眼下にはプラットホームが広がり、東海道・山陽新幹線をはじめ、さまざまな路線がひっきりなしに行き交う様子を眺めることができます。

レトロな雰囲気の駅舎という静的な美しさと、最新の列車が動くダイナミックな光景の対比は、時間を忘れて見入ってしまうほど。

このユニークな組み合わせの景色は、KITTEガーデンならではの体験となります。

都心の喧騒を忘れさせる静かな雰囲気

東京駅の目の前とは思えないほど、KITTEガーデンは落ち着いた空気が流れる空間です。

約1,500平方メートルの広々としたウッドデッキと芝生エリアにはベンチも設置されており、ゆったりと過ごせます。

仕事の合間に考え事をしたり、散歩の途中で休憩したりするのに最適な場所です。

都会のオアシスのようなこの静かな環境が、多くの人々を惹きつけています。

KITTE屋上庭園の構造と時間帯別の楽しみ方

KITTE屋上庭園は、訪れる場所や時間帯によって全く異なる表情を見せるのが魅力です。

特に、目的や気分に合わせて過ごす場所を選ぶことで、この空間の素晴らしさをより深く体験できます。

場所/時間帯	特徴	おすすめの過ごし方
中央ウッドデッキ	東京駅舎の美しい正面ビュー	建築の細部を観察、記念撮影
南側芝生エリア	行き交う新幹線や在来線の眺め	ベンチに座って電車鑑賞
夜の時間帯	ライトアップされた幻想的な駅舎	ロマンチックな夜景観賞

庭園内のそれぞれのエリアには独自の魅力があり、時間帯によっても雰囲気が大きく変わります。

事前にどの景色を楽しみたいかを考えておくと、より充実した時間を過ごせるでしょう。

東京駅舎を正面に望む中央のウッドデッキ

中央エリアは、広々としたウッドデッキが特徴の開放的な空間です。

ここからは、復元された赤レンガ造りの東京駅丸の内駅舎を遮るものなく正面から一望できます。

約100年前に建てられた歴史的建築の精巧なディテールや、美しいドーム屋根の形状を目の高さでじっくりと観察できる、まさに特等席といえる場所です。

まるで一枚の絵画のような景色が目の前に広がるため、記念撮影をする人で最も賑わうスポットになっています。

プラットホームが見える南側の芝生エリア

ウッドデッキから少し南側に移動すると、心地よい芝生が広がるエリアに到着します。

ここでは、眼下に広がるJRのプラットホームを行き交う電車を眺めることが可能です。

東海道新幹線をはじめ、山手線や京浜東北線など、10種類以上の様々な路線がひっきりなしに出入りする様子は圧巻の光景です。

鉄道ファンでなくても時間を忘れて見入ってしまう魅力があり、ベンチに座ってミニチュア模型のような風景をのんびり楽しむのもおすすめの過ごし方です。

ライトアップが美しい幻想的な夜景観賞

日が沈むと、KITTE屋上庭園は昼間とは全く異なるロマンチックな雰囲気に包まれます。

オレンジ色の光に照らし出された東京駅駅舎が、周囲の近代的なビル群の明かりの中に浮かび上がり、息をのむようなKITTE 夜景を作り出します。

駅舎のライトアップは日没から21時まで毎日行われており、静かで落ち着いた空間から眺める東京駅の景色は、特別な思い出になるでしょう。

東京駅デート夜のプランに組み込むのも素敵ですし、冬の時期には丸の内イルミネーションと合わせて楽しむこともできます。

人混みを避けてゆっくり過ごすためのおすすめ時間帯

この場所の魅力を最大限に味わうなら、人の少ない時間帯を狙って訪れることが重要になります。

最もおすすめなのは、平日の午前11時の開園直後です。

KITTEガーデン混雑がほとんどなく、静かな環境で景色を独り占めできる可能性が高いといえます。

週末に訪れる場合は、比較的空いている午前中か、ディナー後の20時以降が狙い目です。

カメラ好きにおすすめの撮影スポットとアングル

KITTE屋上庭園は、絶好の東京駅撮影スポットでもあります。

特に、広角レンズを使って駅舎全体と周辺のビル群を一枚に収める構図が人気を集めています。

日没後のマジックアワーと呼ばれる時間帯には、空のグラデーションと駅舎のライトアップが織りなす幻想的な写真を撮影できます。

三脚の使用は禁止されているため、カメラを高感度に設定するか、手すりを利用してカメラを固定すると手ブレを防げます。

電車を主役にするなら、望遠レンズで南側の芝生エリアからプラットホームを狙うと、迫力のある写真が撮れるでしょう。

KITTEガーデンを起点にする丸の内リフレッシュ散歩コース

KITTEガーデンで素晴らしい景色を堪能した後は、そのまま散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。

都会の中心でありながら、心を落ち着かせてくれる静かなスポットを巡ることで、日々の疲れを忘れさせてくれる特別な時間を過ごせます。

スポット名	KITTEからの所要時間（目安）	特徴
丸の内仲通り	徒歩約1分	洗練されたショップが並ぶ石畳の美しいストリート
皇居外苑	徒歩約10分	広大な緑地と歴史的景観が広がる都会のオアシス
和田倉噴水公園	徒歩約15分	水と緑に囲まれた静かな休憩スポット

ご紹介するコースは、短い時間で気分転換したい方にぴったりの道のりです。

カメラ片手に、ゆっくりと自分のペースで歩いてみてください。

洗練された街並みの丸の内仲通り

KITTEを出てすぐ目の前に広がるのが、丸の内エリアのメインストリートである「丸の内仲通り」です。

石畳の道と手入れの行き届いた街路樹が、まるでヨーロッパの街角のような雰囲気を醸し出しています。

約1.2kmにわたって続く通りには、有名なブランドの路面店やおしゃれなカフェが軒を連ねます。

特に冬の丸の内イルミネーションの時期は、約340本の街路樹がシャンパンゴールドに輝き、圧巻の美しさです。

見どころ	詳細
ウィンドウショッピング	世界的なブランドの洗練されたディスプレイ
パブリックアート	通りの随所に設置されたユニークな彫刻作品
季節の装飾	クリスマスや季節ごとのイベントに合わせた飾り付け

ただ歩くだけでも心が弾むような場所なので、ショーウィンドウを眺めたり、アート作品を探したりしながら散策を楽しめます。

緑豊かな皇居外苑での深呼吸

丸の内仲通りをまっすぐ進むと、視界が開けて広大な緑地「皇居外苑」に到着します。

ここは、都会の真ん中とは思えないほど静かで、開放感あふれる空間が広がっています。

約2,000本の黒松が植えられた広大な芝生や、歴史を感じさせる二重橋濠など、見どころがたくさんあります。

都会の喧騒から離れて、澄んだ空気の中で深呼吸をすれば、心身ともにリフレッシュできます。

過ごし方	おすすめポイント
芝生で休憩	広々とした芝生に座ってのんびりと過ごす時間
歴史散策	桜田門や二重橋など歴史的な建造物を眺める散歩
写真撮影	広大な空と緑、丸の内のビル群を一緒に撮る構図

ベンチも多く設置されているため、のんびりと景色を眺めながら過ごすのに最適な場所です。

水音に癒される和田倉噴水公園での休憩

散歩の締めくくりには、皇居外苑の一角にある「和田倉噴水公園」で一休みするのがおすすめです。

この公園は、水と緑が調和した美しいデザインで、穏やかな時間が流れています。

公園のシンボルである大噴水は、高さ5.5m、長さ30mの規模を誇り、水の流れる音が心地よく響き渡ります。

夜にはライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に包まれるため、東京駅デート夜にもぴったりです。

設備	特徴
無料休憩所	公園の景色を眺めながら無料で利用できるガラス張りの建物
レストラン	噴水を望むテラス席がある「和田倉噴水公園レストラン」
ベンチ	公園内の随所に設置された休憩用のベンチ

園内にある無料休憩所やベンチに座って水音に耳を傾ければ、散歩の疲れも癒やされることでしょう。

施設情報と周辺展望スポットとの比較

KITTEガーデンを訪れる前に、基本的な施設情報や周辺の展望スポットとの違いを知っておくと、より深く楽しめます。

特に、それぞれの場所から見える景色の違いを把握しておくことが、目的地を選ぶ上で大切になります。

丸の内エリアには他にも景色を楽しめる場所がありますが、KITTEガーデンならではの魅力が存在します。

スポット名	眺めの特徴	開放感	おすすめポイント
KITTEガーデン	東京駅舎をほぼ同じ目線の高さから間近に望む	◎	駅舎の建築美と行き交う電車を同時に楽しめる
丸ビル 5階テラス	東京駅舎を斜め上から見下ろす	◯	開放的なレストランと隣接
新丸ビル 7階テラス	東京駅舎を正面やや上から見下ろす	◯	緑豊かな落ち着いた雰囲気

結論として、東京駅の歴史的な駅舎そのものを主役としてじっくり鑑賞したいなら、最も距離が近く迫力のある景色が広がるKITTEガーデンが最適です。

丸ビルや新丸ビルとの眺めの違い

丸の内エリアの展望スポットから見える景色は似ているようで、それぞれに明確な個性があります。

KITTEガーデン最大の特徴は、東京駅の赤レンガ駅舎とほぼ同じ目線の高さから、遮るものなく間近で眺められることです。

丸ビルのテラスは5階、新丸ビルのテラスは7階に位置しているため、駅舎を少し上から見下ろす視点になります。

一方でKITTEガーデンからは、約100メートル先にある駅舎のレンガの質感やドームの繊細な装飾まで、肉眼で楽しめるほどの近さが魅力です。

特徴	KITTEガーデン	丸ビル 5階テラス	新丸ビル 7階テラス
見える角度	駅舎を正面からほぼ水平に	駅舎を斜め上から	駅舎を正面からやや上から
駅舎との距離	最も近い	近い	やや遠い
開放感	◎	◯	◯
おすすめの撮影	駅舎全体のパノラマ写真	行き交う電車と駅舎	ライトアップされた駅舎全体

建築のディテールを楽しんだり、迫力ある写真を撮影したりしたい方にとって、KITTEガーデンは他のどのスポットよりも満足度の高い体験を提供してくれます。

JR東京駅丸の内南口からのアクセスルート

広大な東京駅の中でも、KITTEへのアクセスは驚くほど簡単です。

目指すべきは「JR東京駅の丸の内南口」です。

丸の内南口の改札を出て左を向けば、徒歩約1分で白い大きなJPタワーの建物が見えます。

その建物がKITTEであり、目的地であるKITTEガーデンは6階にあります。

雨の日でも、丸の内地下南口改札から地下通路で直結しているため、天候を気にせず訪れることが可能です。

JR東京駅の丸の内南口改札を出る
左手前方に見える白い「JPタワー／KITTE」の建物に向かう
KITTE館内に入り、エスカレーターまたはエレベーターで6階へ向かう

初めて訪れる方でも迷う心配はほとんどなく、気軽に立ち寄れるアクセスの良さもKITTEガーデンの魅力の一つといえます。

天候による開放時間の変更と注意点

KITTEガーデンは屋外にある開放的な空間のため、天候によっては利用できない場合があります。

訪れる前に知っておくべき最も重要な注意点は、強風や雨、雪などの悪天候時には予告なく閉鎖されることです。

開放時間は通常11:00から23:00（日曜・祝日は22:00まで）ですが、季節やイベントによって変更になるケースも考えられます。

せっかく訪れたのに閉鎖されていた、という事態を避けるためにも、訪問直前に公式サイトで最新の情報を確認する習慣をつけると安心です。

注意点	詳細
事前確認	訪問前にKITTE公式サイトで開放情報をチェック
夏の対策	日差しを遮るものがないため帽子や日焼け止めが必須
冬の対策	都心のビル風が強く冷えるため万全な防寒対策を
撮影ルール	安全上の理由から三脚の使用は原則禁止

これらの点に留意して準備を整えれば、季節を問わず快適にKITTEガーデンでの時間を満喫できます。

利用可能なベンチやトイレなどの設備

長時間の滞在や散歩の休憩で利用する場合、ベンチやトイレといった設備の有無は気になるポイントです。

KITTEガーデンには、東京駅舎を心ゆくまで眺めながら座れるウッドデッキのベンチが多数設置されています。

庭園内にトイレは設置されていませんが、同じ6階フロアにあるレストラン街に清潔なトイレが完備されています。

エレベーターを降りてすぐの場所にあるため、簡単に見つけ出すことが可能です。

飲み物が必要になった場合は、館内のコンビニエンスストアなどを利用すると良いでしょう。

設備	有無と詳細
ベンチ	庭園内に複数あり（ウッドデッキ一体型）
トイレ	庭園内にはなく、6階フロアにあり
自動販売機	庭園内にはなく、館内の店舗を利用
喫煙所	館内指定の喫煙ルームを利用
ゴミ箱	庭園内に設置あり

休憩に必要な最低限の設備は整っているため、時間を気にすることなく、ゆっくりと景色や雰囲気を楽しめます。