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【都会のオアシス】日比谷公園の散歩コース|オフィス街の花壇とベンチで過ごす時間

オフィス街での仕事に追われ、心からリラックスできる時間がほしいと感じていませんか。

日比谷公園の散歩は、たった30分でも都会の喧騒を忘れさせてくれる、最高の気分転換になります。

この記事では、平日の休憩時間や休日にぴったりの散歩モデルコースから、季節の花々が美しい花壇、静かに過ごせるおすすめのベンチまで、心穏やかな時間を過ごすための情報を詳しくご紹介します。

目次

都会のオアシス日比谷公園、散歩で過ごす心潤う時間

オフィスでの仕事の合間や休日に、都会の喧騒から離れてリフレッシュしたいと感じることはありませんか。

日比谷公園は、そんなあなたのための場所です。

気軽に立ち寄れる立地でありながら、本格的な自然と心落ち着く静けさを感じられます

この公園が都会で働く人々にとって最高の癒しスポットである理由は、ただ緑が多いからだけではありません。

心を潤してくれる4つの魅力について、詳しくご紹介します。

都心とは思えない豊かな自然と静けさ

日比谷公園に一歩足を踏み入れると、周りを高層ビルが囲んでいることを忘れてしまうほどの静かな空気が流れています。

ここが都会の真ん中であることを忘れさせてくれる、豊かな緑と落ち着いた雰囲気が最大の魅力です。

広さ約16ヘクタール、東京ドーム約3.5個分の敷地には、ケヤキやイチョウなどの高木が約3,100本も植えられています。

木々の間を歩けば、聞こえてくるのは鳥のさえずりや風の音です。

忙しい日々で忘れていた、穏やかな時間を取り戻せます。

一年を通して季節の移ろいを感じる草花

日比谷公園の散歩が楽しい理由のひとつは、いつ訪れても季節の美しい花々に出会えることです。

園内には丁寧に手入れされた花壇が点在し、四季の移ろいを色鮮やかに伝えてくれます。

春にはチューリップやネモフィラ、夏にはバラやアジサイ、秋にはキンモクセイの香りとイチョウの紅葉が楽しめます。

特に第一花壇や第二花壇では、年間を通じて10種類以上の草花が植え替えられるため、訪れるたびに新しい景色が広がっています。

歴史的建造物とアートに触れる散策

例えば、園のシンボル「首かけイチョウ」は、公園の設計に携わった本多静六博士が自身の首をかけて存続を訴えたと伝わる大木です。

他にも「旧日比谷公園事務所(フェリーチェガーデン日比谷)」や「日比谷公会堂」など、100年を超える歴史を感じさせる建造物を眺めながら散策できます。

有楽町駅や銀座駅から徒歩圏内の好立地

思い立ったときにすぐ行けるアクセスの良さこそ、日比谷公園が都会のオアシスとして愛される大きな理由です。

オフィス街や商業エリアの中心に位置しているため、さまざまな場面で気軽に立ち寄れます。

東京メトロ日比谷駅や霞ケ関駅からは徒歩約1分、JR有楽町駅からも徒歩約8分と、3駅8路線以上が利用可能です。

平日のランチタイムに少しだけ気分転換をしたり、休日のショッピングの合間に休憩したりと、あなたの日常に潤いを与えてくれます。

気分で選ぶ散歩モデルコース2選

その日の気分や滞在できる時間に合わせて、自分にぴったりの散歩コースを選べるように2つのモデルコースを用意しました。

短時間でリフレッシュしたいときも、休日にじっくり散策したいときも、日比谷公園はあなたの心に寄り添ってくれます。

どちらのコースも、都会の喧騒を忘れさせてくれる魅力的なスポットを巡ります。

地図を片手に、さっそく散歩に出かけてみましょう。

30分でリフレッシュ、花壇めぐりのショートコース

平日の昼休みや仕事の合間など、限られた時間で効率よく気分転換したいあなたにぴったりのコースです。

有楽門からスタートし、ペリカンの噴水がある第一花壇、洋風庭園の第二花壇、そして心字池のほとりへと巡る約1.5kmの道のりになります。

美しい花々と水辺の景色が、短い時間でも心を穏やかにしてくれます。

30分という短い時間でも、季節の花々に触れることで頭がすっきりし、午後の仕事への活力が湧いてきます。

60分で満喫、歴史と自然を巡るじっくりコース

時間に追われることなく、公園の歴史と豊かな自然を心ゆくまで味わいたい休日に最適なコースです。

日比谷門からスタートし、公園のシンボルである大噴水、樹齢約400年といわれる首かけイチョウ、そして鶴の噴水が趣深い雲形池まで、見どころをじっくり巡ります。

歴史的建造物や古木に触れることで、日々の悩みから解放され、ゆったりとした時間の流れを感じられます。

四季の彩りを感じる花壇とおすすめのベンチ

日比谷公園の散歩で大切なのは、ただ歩くだけでなく、自分だけの特等席を見つけることです。

気分や目的に合わせて花壇の近くや池のほとりなど、お気に入りのベンチを探してみませんか。

それぞれの場所が持つ独自の雰囲気や過ごし方があります。

その日の気分にぴったり合う場所を選んで、都会の喧騒を忘れる特別な時間を過ごしましょう。

第一花壇、ペリカンの噴水と色鮮やかな花々

有楽町駅側の有楽門から入ってすぐの場所にあるのが、ペリカンの噴水を囲むように広がる第一花壇です。

オフィス街から一番近いオアシスとして、多くの人の目を楽しませています。

春のチューリップやネモフィラ、夏から秋にかけてのサルビアなど、年間を通して10種類以上の花々が絶えず咲き誇る様子は圧巻です。

色鮮やかな花壇はどこを切り取っても絵になり、ミラーレスカメラで撮影するのにも最高のロケーションといえます。

仕事の合間の短い休憩時間でも、鮮やかな色彩が気分をリフレッシュさせてくれます。

第二花壇、洋風の幾何学模様が美しい庭園

第一花壇の奥、公園の中心部に位置するのが第二花壇です。

こちらはシンメトリー(左右対称)に設計された洋風花壇で、整然とした美しさが特徴です。

まるでヨーロッパの宮殿にある庭園のような雰囲気で、規則正しく植えられた約2,000株の花々が美しい幾何学模様を描きます。

季節ごとにデザインが変わるため、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力です。

落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと考え事をしながら散策するのに最適な場所です。

心字池のほとり、水音に癒される休憩場所

にぎやかな花壇エリアから少し歩くと、静かな和の空間が広がります。

この池は上から見ると「心」という漢字をかたどっていることから、心字池と呼ばれています。

池の周りには木陰を作る大きな木々と、そこに寄り添うようにベンチが置かれています。

池を泳ぐ亀や鯉を眺めたり、水の音に耳を澄ませたりしながら過ごす時間は、日々の忙しさを忘れさせてくれるでしょう。

読書をしたり、静かに考えをまとめたりするのにぴったりの、まるで隠れ家のような空間です。

雲形池の周辺、鶴の噴水を望む静かな空間

心字池よりもさらに奥まった場所にある雲形池は、公園内で最も静かなエリアの一つです。

人通りも少なく、落ち着いた時間を過ごしたいときに最適な場所となります。

池の中央には、日比谷公園が開園した1903年から存在する鶴の噴水がたたずみ、趣深い雰囲気を醸し出しています。

深い緑に囲まれたベンチに座れば、都心にいることを忘れさせるほどの静寂に包まれます。

自分だけの世界に浸り、じっくりと物思いにふける特別な時間を過ごせるでしょう。

大噴水の周り、開放感あふれる憩いの広場

日比谷公園のシンボルといえば、やはりこの大噴水です。

広々とした空間の中心でダイナミックに吹き上がる水を見ていると、心が晴れやかになります。

朝10時から夜9時まで、30分ごとに約28mの高さまで水が吹き上がる様子は爽快です。

噴水の周りにはたくさんのベンチが設置されており、多くの人がランチを楽しんだり談笑したりしています。

青空と白い水しぶきのコントラストが気持ちよく、開放的な気分でリフレッシュしたいときにおすすめのスポットです。

日比谷公園の散歩をより楽しむための情報

日比谷公園での散歩を計画するなら、園内の施設やアクセス、イベント情報を事前に把握しておくと、より一層充実した時間を過ごせます

気分に合わせて立ち寄れるカフェから、いざという時に役立つトイレの場所まで、知っておきたい情報をまとめました。

これらの情報を参考に、あなたの散歩プランにぴったりの過ごし方を見つけてください。

森のレストラン松本楼とオープンカフェ日比谷サロー

散歩の途中で休憩や食事をしたくなったら、公園内にある2つのお店がおすすめです。

1903年創業の「森のレストラン 松本楼」は、歴史を感じる建物で本格的な洋食を楽しめます。

一方、開放的な空間が魅力の「日比谷サロー」は、緑豊かなテラス席でビールや軽食を気軽に味わうのに最適な場所です。

しっかり食事をしたい時は松本楼、気軽に一息つきたい時は日比谷サローと、その日の気分で使い分けてみてはいかがでしょうか。

園内地図とトイレの場所

日比谷公園は面積が広いため、あらかじめ園内地図で全体像を把握しておくとスムーズに散策できます。

園内の案内板や公式ウェブサイトで地図を確認し、目的地までのルートをイメージしておくと安心です。

また、園内にはトイレが10箇所設置されており、場所によっては多目的トイレも完備しています。

特に広い公園を歩いていると、トイレの場所は気になるポイントになるので、事前に下の表で確認しておきましょう。

地図を片手に散策すれば、迷うことなく目的地にたどり着き、心置きなく散歩を楽しめます。

最寄り駅からのアクセス方法と開園時間

日比谷公園は複数の駅・路線からアクセスできる、抜群の立地も魅力の一つです。

常時開園しているため、早朝の静かな時間に散歩したり、仕事帰りに立ち寄ったりと、自分のライフスタイルに合わせて訪れることができます。

最も近い駅は東京メトロの日比谷駅や霞ケ関駅で、地上出口から出れば目の前が公園です。

JR有楽町駅からも徒歩圏内で、銀座方面からの散策にも便利です。

オフィスや自宅から一番利用しやすいルートを選んで、気軽に足を運んでみてください。

イルミネーションやフードフェスなど季節のイベント

日比谷公園では、四季折々の自然を楽しむ散歩だけでなく、一年を通して開催される多彩なイベントも見逃せません。

イベント開催日に合わせて訪れれば、いつもとは違う公園の雰囲気を楽しめます。

特に有名なのは、冬の風物詩「東京クリスマスマーケット」で、華やかなイルミネーションと本場ドイツの雰囲気を味わえます。

秋には「日比谷公園ガーデニングショー」が開催され、美しい花々の展示に心が和みます。

散歩に出かける前に公式ウェブサイトでイベント情報を確認しておくと、新たな楽しみが加わります。

まとめ

この記事では、日比谷公園での散歩を心から楽しむためのモデルコースや、季節の花々が美しい花壇、静かに過ごせるベンチの場所を詳しくご紹介しました。

日比谷公園の最大の魅力は、気分や時間に合わせて自分だけの心穏やかな過ごし方ができることです。

次の休日や仕事の合間に、ぜひ地図を片手に日比谷公園を訪れて、あなただけのお気に入りの場所を見つけてみてください。

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