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【写真好き必見】高輪台から歩くねむの木の庭と池田山公園の撮影散策コース

日々の忙しさから離れて、静かな場所で心を落ち着けたいと感じていませんか。

都心にいながら、まるで小旅行に来たかのような穏やかな時間を過ごせる場所があります。

この記事では、高輪台駅から歩いて巡る、都会の中にある癒やしの坂道を主役にした散策コースを紹介します。

上皇后美智子さまゆかりの「ねむの木の庭」から、旧大名屋敷の面影が残る「池田山公園」まで、その高低差が生み出す美しい景観を味わえます。

実際に歩いて見つけた、カメラ片手に巡るおすすめの散策モデルコースを、見どころや写真撮影スポットとあわせて詳しく解説しますね。

この記事でわかること

目次

高輪台から始まる都会のオアシス散策の魅力

日々の忙しさから解放される、静かで美しい散策路がここにはあります。

特に、自然が作り出した高低差と、手入れの行き届いた庭園が織りなす景観は、訪れる人の心を穏やかにしてくれます。

このエリアが持つ4つの魅力を紹介します。

アクセスしやすい立地にありながら、都会の日常を忘れさせてくれる静かな時間と、歩くたびに新しい発見がある地形の面白さを両方味わえるのが、このエリア最大の魅力と言えます。

都心の喧騒を忘れる静寂な空間

都心の喧騒を忘れる静寂な空間とは、車の音や人々のざわめきがほとんど聞こえず、鳥のさえずりや風の音だけが耳に届くような場所のことです。

高輪台駅周辺は、まさにそんな穏やかな時間が流れています。

駅のA2出口から地上に出てわずか1分も歩けば、大通りから一本入っただけで周囲の空気が変わるのを感じ取れます。

閑静な住宅街に佇む「ねむの木の庭」や「池田山公園」では、都心にいることを忘れてしまうほどの静けさが広がっています。

日々の情報過多から解放され、心をリセットしたい時にぴったりの環境がここにあります。

歩くこと自体が目的になる美しい高低差

このエリアの魅力は、平坦な道を歩くだけではない起伏に富んだ地形にあります。

かつて旧岡山池田藩の大名屋敷があったこの土地の自然な高低差を活かして庭園が作られており、坂道や階段を上り下りするたびに景色が変化します。

例えば、池田山公園では高台の入り口から池のほとりまで約10mの高低差があり、園内を巡るだけで軽い運動になります。

上から見下ろす景色と、下から見上げる景色の違いは、散策の満足度を高めてくれます。

ただ目的地へ向かうのではなく、道のりそのものを楽しむ散策体験ができるのが大きな特徴です。

写真好きの心をくすぐる四季折々の景観

カメラを構えたくなる瞬間は、季節ごとに移り変わる自然の色彩によって生まれます。

この散策コースは、一年を通して被写体に困ることがありません。

春には池田山公園の桜、初夏にはねむの木の庭に咲く約40種類のバラ、秋には燃えるような紅葉、冬には静寂に包まれた枯山水の風情と、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。

木漏れ日や水面に映る景色も、絶好の撮影対象です。

季節を変えて何度も訪れたくなる、そんな魅力が詰まった場所なので、あなたのカメラロールもきっと豊かになります。

高輪台駅から徒歩圏内の手軽なアクセス

素晴らしい散策コースも、行くまでが大変だと足が遠のいてしまいます。

その点、このコースは思い立ったらすぐに行けるアクセスの良さが大きな利点です。

スタート地点となる「ねむの木の庭」は、都営浅草線高輪台駅から徒歩で約3分の距離にあります。

また、JR五反田駅や品川駅からも徒歩圏内なので、複数の路線を利用する方にとっても訪れやすい立地です。

遠出する時間がない週末でも、気軽に都会のオアシスでリフレッシュできるのは嬉しいポイントです。

カメラ片手に巡るおすすめ散策モデルコース

ここからは、私が実際に歩いて見つけた、写真撮影を楽しみながら巡るモデルコースを紹介します。

都心とは思えない静けさと美しい緑を、ゆっくりと味わいながら歩くのがおすすめの楽しみ方です。

さあ、カメラを片手に特別な散策へ出かけましょう。

スタートは都営浅草線高輪台駅

散策の始まりは、都営浅草線の高輪台駅です。

最初の目的地である「ねむの木の庭」へは、A2出口を利用するのが最も近く便利になります。

改札を出て地上に上がると、そこはもう閑静なエリアの入り口です。

複雑な乗り換えや長い移動がなく、駅からすぐに散策を始められる手軽さが、このコースの魅力の一つといえます。

皇后美智子さまゆかりの地「ねむの木の庭」

駅から歩いて3分ほどで、最初の目的地「ねむの木の庭」に到着します。

ここは、上皇后美智子さまのご実家である旧正田邸の跡地を整備した品川区立の公園です。

園内には美智子さまが高校時代に作られた詩「ねむの木の子守歌」にちなんだねむの木が植えられ、約40種類の美しいバラも楽しめます。

滞在時間は20分ほどを目安に、まずはここで心を落ち着かせましょう。

こぢんまりとしていますが、手入れの行き届いた花壇やベンチがあり、散策の始まりに気持ちを整えるのに最適な空間です。

二つの公園を結ぶ「癒やしの坂道」

ねむの木の庭を出て池田山公園へ向かう道こそ、この散策コースのハイライトである「癒やしの坂道」です。

閑静な住宅街を抜けるこの約10分の道のりは、高低差があり、歩くたびに景色が変わります。

木々の間から差し込む木漏れ日が美しく、思わず足を止めてシャッターを切りたくなる光景に出会えます。

車の通りも少なく静かなため、都会の喧騒を忘れさせてくれます。

ただの移動時間ではなく、歩くこと自体を楽しめる特別な時間です。

旧大名屋敷跡の回遊式庭園「池田山公園」

坂道を下りきると、旧岡山池田藩の下屋敷跡地を利用した「池田山公園」が見えてきます。

「回遊式庭園」とは、大きな池の周りに園路を巡らせ、歩きながら景色の移ろいを楽しむ形式の日本庭園を指します。

この公園は高低差を活かしたつくりが特徴で、特に高台から流れ落ちる滝は清涼感あふれる見どころです。

滞在時間は1時間ほど確保して、池の周りをゆっくり散策しながら、水面に映る木々の緑や滝の音を楽しみましょう。

ダイナミックな地形が生み出す景観は、都心にいることを忘れさせてくれるほどの迫力と落ち着きを与えてくれます。

写真撮影も楽しむモデルコースの所要時間とルートマップ

これまで紹介したスポットを巡るモデルコースの全体像をまとめました。

写真撮影をしながらゆっくり歩く場合、所要時間は約1時間30分が目安です。

自分のペースで、心地よい疲れを感じながら散策を楽しんでください。

以下のルートマップを参考に、自分だけの撮影スポットを見つけながら歩くのもおすすめです。

(ここにGoogleマップの埋め込みを想定)

このコースは、ただ目的地を巡るだけでなく、その道中にある風景や空気感も楽しめる道のりです。

あなたのカメラで、素敵な一瞬を切り取ってみてください。

思わずシャッターを切りたくなる写真撮影スポット

この散策コースの魅力は、ただ美しい景色を眺めるだけでなく、写真撮影を通してその場の空気感を切り取れる点です。

特に、光と影が織りなすコントラストや、季節の移ろいを感じさせる被写体が豊富に存在します。

各スポットには異なる魅力があり、様々な構図での撮影を楽しめます。

カメラの設定やレンズを少し変えるだけで、風景は全く違う表情を見せてくれます。

自分だけの視点を見つけながら、散策を楽しんでみてください。

ねむの木の庭を彩るバラと季節の草花

ねむの木の庭は、皇后美智子さまのご実家跡地につくられた、愛情込めて手入れされているコンパクトな庭園です。

園内では、約40種類もの美しいバラが植えられており、訪れる人の目を楽しませてくれます。

5月から6月にかけて見頃を迎えるバラは、一つ一つの花の形や色が異なり、マクロレンズでの撮影に最適です。

背景をぼかして主役のバラを際立たせると、プロが撮影したような雰囲気の一枚が撮れます。

バラ以外にも季節ごとの草花が咲いているため、いつ訪れても新しい発見がある撮影スポットです。

池田山公園の高台から望む池の全景

池田山公園に到着したら、まずは高台にあるあずまやを目指しましょう。

その場所からは、池を中心とした回遊式庭園の美しい全景を一枚の写真に収めることが可能です。

視界を遮るものが少なく、広角レンズを使うと庭園の広がりを効果的に表現できます。

特に、空気が澄んだ晴れの日には、空の青、木々の緑、池の水面のコントラストが際立ち、印象的な写真になります。

桜や紅葉が加わる季節には、同じ場所からでも全く異なる雰囲気の写真を撮影できるのが魅力です。

清涼感あふれる滝と水面に映る木々

池のほとりまで下りていくと、岩間を流れ落ちる滝が姿を現します。

規模こそ大きくありませんが、水が流れる音とひんやりとした空気が、都会の真ん中にいることを忘れさせてくれる癒やしのスポットです。

滝を撮影する際は、シャッタースピードの調整がポイントです。

シャッタースピードを1秒以上に設定し、三脚を使ってカメラを固定すると、水の流れを絹のように滑らかに表現でき、幻想的な雰囲気が生まれます。

風のない穏やかな日には、水面に周囲の木々が鏡のように映り込むリフレクション写真も狙えます。

木漏れ日が美しい閑静な住宅街の坂道

ねむの木の庭と池田山公園を結ぶ道は、この散策コースにおけるもう一つの主役と言えます。

閑静な住宅街に佇む趣のある坂道は、それ自体が素晴らしい被写体です。

晴れた日の午前中には、木々の間から柔らかな木漏れ日が地面に落ち、美しい光と影の模様を描き出します。

この光景は、何気ない日常の中にある特別な瞬間を切り取るのに絶好のシャッターチャンスです。

坂の高低差を活かして奥行きのある構図を意識すると、風景がドラマチックな一枚に変わります。

散策をより楽しむための基本情報

散策を心ゆくまで楽しむためには、事前の準備が欠かせません。

特に、二つの公園のアクセス方法と開園時間をあらかじめ把握しておくことで、当日の計画がスムーズに進みます。

快適に過ごすための服装や持ち物もチェックして、万全の体制で出かけましょう。

ねむの木の庭と池田山公園へのアクセスと開園時間

二つの公園はどちらも都営浅草線の高輪台駅が最寄り駅となり、気軽に訪れることができます。

ねむの木の庭は駅から徒歩約3分、池田山公園は徒歩約15分ほどの距離です。

注意点として、ねむの木の庭は開園時間が決まっています

季節によって閉園時間が変わるため、訪問前には品川区の公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

池田山公園は常時開園しているため、時間を気にせず散策できるのが魅力です。

どちらも無料で入園できるため、思い立った時にふらりと立ち寄れるのもうれしいポイントです。

快適に歩くための服装と持ち物

この散策コースには坂道や階段が多いため、足元は歩き慣れたスニーカーやウォーキングシューズを選びましょう。

ヒールのある靴は避け、足への負担が少ないものを選ぶのが大切です。

服装は、季節に合わせて体温調節がしやすいものが適しています。

夏場は日差しを遮る帽子や通気性の良い服、冬場は重ね着ができる暖かい服装で訪れてください。

特に住宅街を歩く時間が長いため、日陰が少ない場所も考慮した準備が必要です。

事前の準備をしっかり行うことで、散策中の快適さが大きく変わります。

散策後の休憩に立ち寄りたい周辺カフェ

散策で心地よい疲れを感じた後は、カフェで一息つくのもおすすめです。

高輪台駅前の「AUX BACCHANALES(オーバカナル) 高輪」は、散策の余韻に浸るのにぴったりの場所です。

フランスのカフェ文化を再現した店内は、まるでパリの街角にいるかのようなおしゃれな雰囲気が漂います。

テラス席もあり、天気の良い日には外の空気を感じながら、散策で撮影した写真を見返すのも楽しい時間になるでしょう。

コーヒーはもちろん、クロワッサンなどのパンや本格的な食事も楽しめます。

散策の思い出とともに、美味しいコーヒーで特別な時間を過ごせます。

五反田駅方面からのアクセス方法

この散策コースは高輪台駅を起点として紹介しましたが、JR山手線や東急池上線が乗り入れる五反田駅からも徒歩でアクセスできます

五反田駅から池田山公園までは、徒歩で約15分です。

閑静な高級住宅街「池田山」エリアを歩くルートになり、こちらもまた違った街の雰囲気を味わえます。

池田山公園を散策した後に、ねむの木の庭へ向かい、高輪台駅へ抜けるという逆ルートも楽しめます。

利用する路線に合わせて、スタート地点を選ぶのも一つの方法です。

まとめ

この記事では、高輪台駅を起点として「ねむの木の庭」と旧大名屋敷跡の「池田山公園」を巡る、写真撮影におすすめの散策コースを紹介しました。

都会の喧騒から離れた静かな環境と、歩くこと自体が目的になる美しい高低差を味わえるのが、このコース最大の魅力です。

次の週末は、この記事で紹介したモデルコースを参考に、カメラを片手に自分だけの癒やしの風景を探しに出かけてみてください。

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