MENU

【完全ガイド】六本木芋洗坂の歩き方|地図とアクセスから夜の撮影スポットまで

六本木にある芋洗坂は、訪れる時間によって雰囲気がガラッと変わる魅力的な場所ですが、特にネオンが輝く夜の坂道は、最高の被写体になります

この記事では、六本木交差点からのアクセス方法や名前の由来といった基本情報から、昼と夜で全く異なる表情を見せる坂の魅力、写真映えする撮影スポットまで、芋洗坂を隅々まで楽しむための情報を網羅的にご紹介します。

目次

歴史とネオンが交差する六本木の坂道 芋洗坂

芋洗坂は、六本木の中心部にありながら、江戸時代の面影を残す名前と現代的なネオンが共存する不思議な魅力を持つ場所です。

特に、訪れる時間帯によって全く異なる表情を見せる点が、この坂の一番の面白さと言えます。

昼間はビジネスマンや観光客が行き交う落ち着いた通りですが、夜になると周辺の飲食店やバーの明かりが灯り、一気に華やかな雰囲気に変わります。

このドラマチックな変化が、多くのクリエイターや散策好きの心を惹きつけます。

六本木交差点から麻布十番へ抜ける道

芋洗坂は、六本木交差点のすぐそばから、麻布十番方面へと下っていく全長約250メートルの坂道です。

六本木を象徴する喫茶店「アマンド 六本木店」の脇道を入ってまっすぐ進んだ先に位置します。

東京メトロ日比谷線の六本木駅1c出口からは徒歩約2分、都営大江戸線六本木駅の3番出口からも徒歩約3分でアクセス可能です。

坂の途中からは六本木ヒルズやテレビ朝日の建物も見え、都会の景色を楽しみながら散策できます。

このアクセスの良さから、芋洗坂は六本木散策のスタート地点や、麻布十番へ抜ける際のルートとして便利です。

江戸時代から続く名前の由来と歴史

「芋洗坂」という風情のある名前は、その由来に諸説あり、江戸時代の情景を思い起こさせます

なぜこのような名前がついたのか、正確な記録は残っていません。

しかし、港区がまとめた資料などから、いくつかの説が語り継がれています。

中でも、坂の近くにあった池で芋を洗う農民の姿がよく見られたという説が有名です。

これらの背景を知ることで、普段歩いている坂道が、歴史を感じさせる特別な場所に変わります。

芸名の元になった芋洗坂係長との関係

この坂の名前は、お笑いタレントである芋洗坂係長さんの芸名の由来になったことで広く知られています。

芋洗坂係長さん自身が、この坂に特別な思い入れを持っています。

かつて芋洗坂係長さんは、この坂の近くにあったショーパブ「フィフスディメンション」でダンサーとして長年活躍していました

その思い出深い場所の名前を芸名にしたエピソードは、テレビ番組などでも語られています。

このユニークな関係性も、芋洗坂が持つ物語の一つです。

昼と夜で一変する二つの顔

芋洗坂の最大の魅力は、太陽の光の下での顔と、ネオンに照らされる夜の顔が全く異なることです。

時間帯を変えて訪れることで、二つの景色を楽しめます。

昼間は周辺のオフィスやテレビ朝日へ向かう人々が行き交う生活道路としての側面が強く、落ち着いた雰囲気です。

しかし、夜になると周辺の飲食店やバー、クラブの看板が一斉に灯り、六本木らしい華やかで活気のある通りへと姿を変えます

この鮮やかな対比は、カメラを片手に訪れる人にとって最高の被写体です。

どの時間に訪れても、新しい発見がある場所と言えます。

六本木駅から芋洗坂へのアクセス方法と地図

芋洗坂へ向かうには、六本木交差点を目印にするのが最も分かりやすい方法です。

利用する路線によって出口が異なるため、事前に確認しておくと迷わずたどり着けます。

Google マップなどの地図アプリで「芋洗坂」と目的地設定すれば、現在地からのルートがすぐに表示されるため、アプリの活用も便利です。

日比谷線六本木駅からのルート

東京メトロ日比谷線を利用する場合、六本木交差点方面改札から地上へ出るのが最短ルートになります。

地上へは3番出口から出てください。

目の前に六本木交差点の象徴である「アマンド 六本木店」が見えます。

その脇の道を麻布十番方面へ進むと、すぐに下り坂が始まるのが芋洗坂です。

六本木ヒルズへ向かう場合は地下通路で直結している1c出口も便利ですが、芋洗坂へは3番出口がおすすめです。

大江戸線六本木駅からのルート

都営大江戸線を利用する際は、六本木交差点方面の改札を目指しましょう。

5番出口の階段を上ると、日比谷線3番出口のすぐ近くに出ます。

同じく「アマンド 六本木店」を目印にして、脇道を下っていくと芋洗坂に到着します。

徒歩で約2分ほどの距離です。

大江戸線は地下深いホームにあるため、地上に出るまで少し時間がかかりますが、出口さえ間違えなければアクセスは良好です。

六本木ヒルズやテレビ朝日からの位置関係

芋洗坂は、六本木のランドマークである六本木ヒルズやテレビ朝日のすぐそばに位置しています。

芋洗坂の坂下、麻布十番側に進むと、左手にテレビ朝日の社屋が見えてきます。

坂を上りきった六本木交差点側から歩く場合、約250メートルほどでテレビ朝日の前に着きます。

ショッピングや映画を楽しんだ後に芋洗坂を散策したり、逆に芋洗坂から六本木ヒルズへ向かったりと、周辺のスポットと組み合わせた街歩きが楽しめます。

散策の所要時間と坂の勾配

芋洗坂は全長約250メートルほどの短い坂道で、ゆっくり歩いても5分程度で通り抜けられます。

坂の勾配は比較的ゆるやかで、急な傾斜ではありません。

そのため、散策や写真撮影を楽しみながらでも、体力的な負担はほとんど感じないでしょう。

昼間は落ち着いた雰囲気の中を、夜はきらびやかなネオンを眺めながら、自分のペースで六本木の街並みを味わうことができます。

昼と夜で変わる表情 芋洗坂のおすすめ撮影スポット

芋洗坂の魅力は、時間帯によって全く異なる表情を見せる点にあります。

特に夜のネオンが灯る時間は、都会的な写真を撮りたい方にとって最高の被写体です。

昼と夜、それぞれの時間帯でおすすめの撮影ポイントとコツをまとめました。

時間帯ごとの特徴を理解することで、同じ場所でも全く違う雰囲気の写真を撮影できます。

あなたの感性で、芋洗坂の光と影を自由に切り取ってみてください。

落ち着いた雰囲気の昼間のスナップポイント

夜の華やかなイメージが強い芋洗坂ですが、昼間は周辺で働く人々が行き交う穏やかな生活道路としての一面を持っています。

六本木ヒルズやテレビ朝日方面へ向かう途中の日常的な風景を切り取ることで、飾らない東京の一コマを写真に収めることができます。

人の往来を主題にするなら平日の昼12時前後、建物の構造や坂の起伏に焦点を当てるなら週末の午前中がおすすめです。

夜の撮影に備えたロケハンを兼ねて、落ち着いた雰囲気の作品を撮ってみるのも良いでしょう。

坂の上から見下ろす夜のネオンライン

芋洗坂の撮影で最も人気のある構図が、坂の上から麻布十番方面を見下ろすアングルです。

両脇に並ぶレストランやバーの看板、そして街灯が、まるで滑走路のように美しい光の筋を作り出し、奥行きのある都会的な写真を撮影できます。

特に雨上がりの夜は、濡れたアスファルトにネオンの光が反射し、より一層幻想的な雰囲気を演出します。

カメラの絞り(F値)を8から11程度に設定し、ピントを坂の中腹あたりに合わせると、手前から奥までくっきりと写ったシャープな一枚に仕上がります。

看板の光を生かした都会的な一枚

坂の途中にある個性的なデザインの看板は、それ自体が魅力あふれる被写体になります。

坂を下りながら、あなたの心に響く色や形のネオンサインを探してみましょう。

その看板の光を主役にして、背景の暗闇や通り過ぎる人々を少しぼかして撮影すると、映画のワンシーンのような物語性を感じる写真が撮れます。

カメラのISO感度を少し上げ、シャッタースピードを1/60秒以上に保つことで、三脚がない手持ち撮影でも手ブレを効果的に抑えられます。

長時間露光で車のテールランプを捉えるテクニック

長時間露光とは、カメラのシャッターを一定時間開けたままにして、光の軌跡を写し込む撮影方法です。

三脚にカメラをしっかりと固定し、シャッタースピードを5秒から15秒程度に設定して撮影します。

坂を上り下りする車のヘッドライトやテールランプが白い光や赤い光の筋となって写り込み、写真にダイナミックな動きと生命感が生まれます。

通行の妨げにならないよう、歩道の端など安全な場所に三脚を設置してください。

このテクニックは、六本木の夜景をよりアーティスティックに表現する方法です。

夜間に散策する際の治安と注意点

六本木は夜も活気にあふれるエリアですが、撮影に夢中になるあまり、周囲への注意が散漫にならないように心がけましょう。

芋洗坂はバーやクラブが立ち並ぶ繁華街に隣接しているため、特に週末の夜は多くの人で混雑します。

撮影を楽しむために、以下の点に気をつけてください。

これらの基本的な注意点を事前に把握しておくことで、トラブルを避け、安心して夜の撮影に集中できます。

芋洗坂と合わせて楽しむ周辺グルメと観光

芋洗坂の散策は、その周辺に広がる魅力的なスポットを巡ることで、より一層楽しい体験になります。

ランチやディナーといったグルメから最新の商業施設、下町情緒あふれる商店街まで、徒歩圏内で多彩な楽しみ方ができるのが六本木エリアの奥深さです。

芋洗坂を拠点にプランを立てれば、洗練された都会の顔と、温かみのある下町の顔の両方を効率よく満喫できます。

散策前後に立ち寄りたいランチとカフェ

芋洗坂周辺には、散策の合間の休憩やエネルギーチャージにぴったりな、おしゃれで美味しいお店が点在しています。

例えば、テレビ朝日のすぐ近くにある「MERCER BRUNCH ROPPONGI」は、ふわふわのブリオッシュフレンチトーストが有名で、休日のブランチには行列ができることもある人気店です。

心地よいテラス席で、少し贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

散策の計画にランチやカフェタイムを組み込んでおくと、時間を有効に使いながら六本木の街歩きを楽しめます。

六本木の夜を彩るディナーとバー

夜のネオンに照らされた芋洗坂を歩いた後は、六本木ならではの華やかなディナーやバーで特別な時間を過ごすのがおすすめです。

グランドハイアット東京の4階にあるジャズラウンジ「MADURO」では、重厚感のある大人の空間で生演奏を聴きながらお酒を楽しめます。

約200種類以上のウイスキーやシガーも取りそろえており、特別な夜を演出するのに最適な場所です。

人気店は予約が必須の場合が多いため、訪問が決まったら早めに席を確保しておくと当日の夜をスムーズに楽しめます。

合わせて訪れたい六本木ヒルズとけやき坂

芋洗坂からすぐの場所にある「六本木ヒルズ」は、ショッピング、グルメ、アート、映画館などが集まった一日中楽しめる複合商業施設です。

展望台「東京シティビュー」からは、海抜250メートルの高さから東京タワーやスカイツリーを含む大都市の絶景を一望できます。

また、冬の時期には隣接するけやき坂のイルミネーションが点灯し、約400メートル続く並木道が幻想的な光に包まれる光景は圧巻です。

芋洗坂の歴史散策と六本木ヒルズでの最新カルチャー体験を組み合わせることで、新旧の東京の魅力を同時に味わうことができます。

麻布十番商店街で楽しむ下町グルメ

芋洗坂を下り、麻布通りを渡ると、どこか懐かしい雰囲気が漂う「麻布十番商店街」に到着します。

ここは、老舗の味と新しいお店が共存する、活気あふれる商店街です。

たいやきの元祖として知られる「浪花家総本店」は、創業1909年の老舗で、その味を求めて連日多くの人が訪れます。

薄い皮の中にしっぽまであんこが詰まったたいやきは、散策で疲れた体に嬉しい甘さです。

六本木の洗練された雰囲気とは一味違う、人情味あふれる商店街を歩けば、新しい発見がきっとあります。

まとめ

六本木の芋洗坂について、その歴史やアクセス方法、周辺の楽しみ方まで網羅的にご紹介しました。

この坂の最大の魅力は、ネオンに照らされた夜の風景が、まるで映画のワンシーンのように美しい写真が撮れる点です

この記事の地図や撮影のコツを参考にして、次の休日にカメラを片手に芋洗坂を訪れ、あなただけの特別な一枚を撮ってみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次