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豊洲市場で朝の散歩|静かな海沿い歩行者デッキを巡るおすすめモデルコース

毎日デスクワークで疲れていると、休日はどこかへ出かけるのも億劫になりますよね。

そんな方にこそ試してほしいのが、都会の喧騒から離れて心と体をリセットできる豊洲市場での朝散歩です。

この記事では、実際に歩いて心地よかったモデルコースをもとに、静かな海沿いの風景を安全な歩行者デッキから楽しめる豊洲市場ならではの魅力を詳しく解説します。

目次

都会の喧騒から離れる豊洲市場の朝散歩

毎日パソコンと向き合っていると、心も体も凝り固まってしまいますよね。

そんな時におすすめなのが、豊洲市場での朝散歩です。

市場と聞くと活気あふれる賑やかな場所を想像するかもしれませんが、早朝は驚くほど静か。

日常の疲れを忘れさせてくれる静かで開放的な空間が広がっています。

ここでは、豊洲市場の朝散歩がなぜ心のリフレッシュに最適なのか、その理由を3つの魅力に分けて詳しくご紹介します。

早朝ならではの静けさと開放的な海辺の風景

豊洲市場の朝散歩で最大の魅力は、なんといってもその静けさです。

まだ人々が活動を始める前の澄んだ空気の中、聞こえてくるのは穏やかな波の音やカモメの声だけです。

観光客が本格的に訪れ始める午前9時より前の時間帯は、広大な敷地と東京湾の景色を独り占めできます。

目の前に広がるレインボーブリッジや対岸のビル群を眺めながら深呼吸すれば、都会の中心にいることを忘れてしまうほど開放的な気分になれます。

頭の中を空っぽにして、ただ目の前の景色に集中する時間は、デジタルデバイスから離れて心を休ませる絶好の機会になりますよ。

安全に歩行できる整備された歩行者デッキ

散歩中に車や自転車を気にするのは、意外とストレスになるものです。

豊洲市場周辺は、市場の主要な建物を結ぶ屋根付きの歩行者デッキが整備されているため、天候を気にせず安全に歩き回れます。

このデッキは「豊洲ぐるり公園」にも接続しており、そこには全長約4.8kmにも及ぶ広々とした遊歩道が続いています。

道幅が広いため、ランニングする人やベビーカーを押す人とすれ違う際も、窮屈さを感じることがありません。

景色に集中しながら自分のペースで心地よく歩ける環境は、リフレッシュ目的の散歩に最適です。

市場前駅直結の手軽なアクセス

「散歩はしたいけれど、目的地まで行くのが面倒」と感じることもありますよね。

豊洲市場は、ゆりかもめの「市場前駅」に直結しているため、思い立ったらすぐに行ける手軽さが魅力です。

改札を出ると目の前に歩行者デッキが広がっており、移動のストレスなく1分もかからずに散歩をスタートできます

江東区内にお住まいの方なら、門前仲町駅から豊洲駅でゆりかもめに乗り換えて約20分ほどで到着します。

このアクセスの良さが、忙しい日々の中でも散歩を習慣化する後押しをしてくれます。

海風が心地よい約90分の散歩モデルコース

デスクワークの疲れをリフレッシュしたいと感じたら、休日の朝に少しだけ早起きして出かけてみませんか。

ご紹介するのは、実際に歩いてみて心から心地よかった、所要時間約90分の散歩モデルコースです。

ゆりかもめの市場前駅からスタートし、絶景スポットや開放的な公園を巡り、最後は美味しい朝ごはんで締めくくります。

都会の喧騒から離れて、心と体をリセットする時間を過ごせます。

スタート地点の市場前駅と歩行者デッキ

散歩の始まりは、ゆりかもめの市場前駅です。

改札を出ると、四方へと伸びる広々とした歩行者デッキが迎えてくれます。

ここからは、まだ静かな早朝の豊洲の街並みや、遠くにはレインボーブリッジ、東京タワーも望むことが可能です。

車や信号を気にすることなく、安全に歩き始められるのが嬉しいポイントです。

まずは深呼吸して、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み、気持ちの良い一日のスタートを切りましょう。

穴場の絶景スポット屋上緑化広場

市場前駅から歩行者デッキを渡って管理施設棟へ向かうと、そこには知る人ぞ知る癒やしの空間「屋上緑化広場」が広がっています。

ここは市場の喧騒から隔離された静かな芝生の広場で、早朝に訪れる人はほとんどいません。

広場の端からは、活気あふれる豊洲市場の建物を一望でき、その向こうには東京湾や都心のビル群が広がるパノラマビューを楽しめます。

ベンチに座ってぼんやりと景色を眺めるだけで、凝り固まった思考がほぐれていくのを感じられます。

開放感あふれる豊洲ぐるり公園の遊歩道

屋上緑化広場で心を落ち着かせた後は、この散歩コースのハイライトである豊洲ぐるり公園へ向かいます。

東京湾に面したこの公園には、全長約4.5kmにも及ぶ広々とした遊歩道が整備されています。

心地よい海風を全身で感じながら、レインボーブリッジや対岸の景色を眺めて歩く時間は格別です。

平坦で歩きやすい道が続くため、自分のペースでウォーキングに集中できます。

日常のストレスを忘れさせてくれる爽快な散歩が楽しめます。

市場の活気を感じる水産卸売場棟の見学者通路

静かな海辺の散歩を楽しんだ後は、少しだけ市場の雰囲気も味わってみましょう。

水産卸売場棟には、予約不要で無料で入れる見学者用の通路があります。

ガラス越しには、専門の運搬車であるターレーが忙しく走り回り、仲卸業者の人々が働く様子を垣間見ることが可能です。

静かな散歩の合間に、日本の食を支える現場のエネルギーに触れると、新鮮な驚きと発見があります。

社会科見学のような気分で立ち寄ってみてください。

散歩後のご褒美グルメ江戸前場下町と豊洲 千客万来

約90分の散歩で心地よくお腹が空いたら、お待ちかねのご褒美グルメの時間です。

豊洲市場には、食欲をそそる飲食店が集まる施設が隣接しています。

レトロな雰囲気の「江戸前場下町」や、2024年2月にオープンしたばかりの「豊洲 千客万来」では、朝早くから営業しているお店が数多くあります。

市場ならではの新鮮な海鮮丼や握り寿司、食べ歩きにぴったりの玉子焼きなど、魅力的なグルメが揃っています。

美味しい朝ごはんが、散歩の満足度をさらに高めてくれます。

散歩の途中で立ち寄りたい豊洲市場の見どころ

豊洲市場での散歩は、ただ歩くだけでなく、魅力的なスポットに立ち寄れるのが醍醐味です。

特に、心を奪われる景色、食欲をそそるグルメ、そして時間帯によって変わる雰囲気の3つを楽しめるのが、このエリアならではの魅力といえます。

散歩コースの途中で気軽に立ち寄れる、豊洲市場周辺ならではの見どころを紹介します。

朝の静かな散歩から、活気ある食べ歩き、ロマンチックな夜景まで、時間帯や目的に合わせて楽しめます。

目的や気分に合わせて立ち寄る場所を変えることで、何度訪れても新しい発見がある散歩コースになります。

レインボーブリッジを一望できる絶景ポイント

ここでの絶景ポイントとは、豊洲ぐるり公園の先端部分を指します。

視界を遮るものがなく、レインボーブリッジや東京タワー、対岸の高層ビル群までを一望できる場所です。

公園の先端にある展望デッキからは、約3km先にあるレインボーブリッジを正面に捉えられます。

早朝の澄んだ空気の中や、夕日が沈む時間帯は特に美しく、スマートフォンのカメラでも印象的な写真が撮れますよ。

都会の喧騒を忘れさせる開放的な景色は、散歩の目的になるほどの価値があります。

豊洲 千客万来での食べ歩きと足湯

豊洲 千客万来は、江戸の街並みを再現した商業施設で、市場直送の新鮮な食材を使ったグルメを楽しめるスポットです。

2階の「目利き横丁」や3階の「よりどり町屋」には、約70店舗もの飲食店や物販店が軒を連ねます。

ワンコインで楽しめる串焼きから本格的な海鮮丼まで、食べ歩きにぴったりのグルメが揃っています。

散歩で疲れたら、8階にある展望足湯「千客万来足湯庭園」で休憩するのもおすすめです。

無料で利用でき、東京湾の景色を眺めながら足の疲れを癒せます。

デートにもおすすめの美しい夜景

日が沈むと、豊洲市場周辺はロマンチックな夜景スポットへと姿を変えます。

人通りが少なくなるため、落ち着いた雰囲気の中で夜の散歩を楽しめます。

ライトアップされたレインボーブリッジや、東京港を行き交う屋形船の明かりが水面に映り込み、幻想的な風景が広がります。

豊洲ぐるり公園の遊歩道は夜間も照明が灯っているので、安心して歩けます。

静かな海辺で美しい夜景を眺める時間は、特別なデートを演出してくれるでしょう。

子連れや犬連れでの楽しみ方

豊洲市場周辺は、広々とした豊洲ぐるり公園があるため、お子様や愛犬との散歩にも最適なエリアです。

公園内には芝生広場が広がり、思いっきり走り回れます。

夏には、地面から水が噴き出すじゃぶじゃぶ池(にぎわい広場)も開放されるため、子供たちの水遊び場として人気です。

車止めが設置され、道幅も広いため、ベビーカーやペットカートでも快適に散策できます。

家族みんなで楽しめる散歩コースです。

豊洲市場へのアクセスと散歩の準備

気持ちの良い散歩を心から楽しむためには、事前の情報収集と準備が欠かせません。

市場の開場時間や自分に合ったアクセス方法をあらかじめ確認しておくことで、当日の時間を無駄にすることなく、スムーズに散歩をスタートできます。

市場の開場日と営業時間

豊洲市場はプロが利用する卸売市場ですが、一般の人々が見学したり食事を楽しんだりできるエリアも設けられています。

散歩の前後に市場の活気を味わうためにも、一般客が入場できる時間を把握しておきましょう。

市場の休業日は、主に日曜日と祝日、そして水曜日の一部です。

詳しい日程は、東京都中央卸売市場のウェブサイトに掲載されている開場日・休業日年間カレンダーで確認できます。

物販店が集まる「魚がし横丁」は午前5時から午後3時ごろまで、飲食店街は店舗によって異なりますが、早いところでは午前6時台から営業しています。

散歩コースに含まれる屋上緑化広場は、午前5時から午後11時まで開放されているため、早朝の散歩でも問題なく利用可能です。

散歩だけでなく、見学や食事も計画に入れている場合は、事前に市場のカレンダーをチェックしてから訪れる日を決めることをおすすめします。

公共交通機関でのアクセス方法

豊洲市場へのアクセスは、新交通ゆりかもめの「市場前駅」を利用するのが最も簡単です。

駅の改札を出ると、そのまま市場の各施設へつながる屋根付きの歩行者デッキに直結しているため、雨の日でも濡れずに移動できます。

普段あまり行かない場所へ出かける際は、道に迷わないか不安になることもあります。

その点、駅直結のゆりかもめは、誰でも迷うことなくたどり着ける安心のルートです。

周辺の駐車場情報

マイカーで豊洲市場へ向かう場合は、周辺のコインパーキングを利用することになります。

市場の敷地内に一般客向けの駐車場はないため注意が必要です。

早朝から散歩を楽しむなら、24時間営業の駐車場を選びましょう。

2024年に開業した商業施設「豊洲 千客万来」には、約470台を収容できる24時間営業の駐車場が併設されています。

料金は30分300円で、施設内の利用金額に応じた割引サービスも存在します。

他にも、周辺には「三井のリパーク 豊洲6丁目第4駐車場」など、複数のコインパーキングが点在しています。

ただし、休日は早い時間から満車になる可能性も考えられます。

車で訪れる際は時間に余裕を持つか、混雑を避けて公共交通機関を利用するのが良いでしょう。

散歩に適した服装と持ち物

海沿いを歩く豊洲市場の散歩コースでは、体温調節がしやすい服装を心がけるのがポイントです。

都心部とは少し違う環境であることを意識して、持ち物を準備すると、より快適に散歩を楽しめます。

基本は、長時間歩いても疲れにくいスニーカーと動きやすいパンツスタイルです。

海沿いは日差しを遮るものが少なく、風が強いこともあるため、夏場でもUVカット機能のある薄手のパーカーなど、羽織るものを一枚持っていくと重宝します。

冬場は、防風性に優れたアウターに加え、手袋やニット帽といった小物でしっかりと寒さ対策を行いましょう。

特に早朝は、季節によって思った以上に冷え込むことがあります。

万全の準備で、心地よい散歩の時間を満喫してください。

まとめ

この記事では、豊洲市場での朝散歩を楽しむモデルコースをご紹介しました。

市場周辺に広がる静かで開放的な海辺の空間は、都会の喧騒から離れて心と体をリセットするのに最適な場所です。

この記事で紹介したモデルコースを参考に、次の休日は少し早起きをして、心地よい海風を感じに出かけてみませんか。

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